生物初心者
@基本事項を理解する。
これが、一番肝心です。
何も理解しないでいきなり用語を暗記しようとする人がいますが、
科学の基本、「何で?」「どうして?」という疑問を持つこと忘れないで下さい。
たとえば、第一章の細胞小器官のところでも、
◇中心体=動物細胞のみに存在。
◇ミトコンドリア=二重膜。内膜はヒダ状に折り曲がっている。
◇核=二重膜。核孔という細胞質に通じる穴がある。
など、覚えないといけないことが沢山ありますが、
◆なんで、高等植物細胞には中心体がないんだろう?
◆なんで、ミトコンドリアの内膜はヒダ状なんだろう?
◆なんで、核膜には穴(核孔)があいているんだろう?
というように丸暗記するのではなく、
それらの小器官やその形態の意義を理解しながら学習を進めていって下さい。
通年の「スタンダード生物」「ハイレベル生物」「センター生物」「高1・2生物」では、
この基本事項の『理解』に重点をおいた授業を展開します。
A必要な用語を覚える。
@が出来ていればそんなに意識しなくても自然に頭に入ってくるはずです。
授業中に配布する暗記プリントを完全に覚えてください。
暗記は貯めずに毎週コツコツ覚えて下さい。
B問題演習
@とAが出来上がっていればどんな入試問題でも太刀打ちできるはず。
考察問題中心の問題集や赤本など
自分の志望校のレベルにあったものを選んでください。
通年の「生物問題演習」「メディカル問題」や
各季節講習の講座を利用して下さい。
成績が上がらない人
(1)上の@が抜けていませんか?
用語を丸暗記するだけでは、いつか成績は頭打ちになってしまいます。
(2)Aは完璧ですか?
いくら考察問題がある程度解けたとしても、必要事項を覚えてなければ意味はなし。
プリントの用語は最低限全て覚えましょう。
(その他のマニアックな用語などは覚えなくても十分合格点はとれます。)