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元代々木ゼミナール講師 松尾友香のHPです。

旅の記録TRIP

小笠原諸島   


SUNDANCE(サンダンス)のフィールドガイド 1日ツアーに参加しました。

まずは街の近くの公園からスタート。
公園の植物の説明を聞きます。
タコの木(左)とベンガルボダイジュ(右)

気根をタコの足の様に伸ばすのでタコの木と呼ばれています。

公園近くの海岸に生えていたオオハマボウ

山地にはこれによく似たテリハハマボウが分布しています。

その後車に乗って、長崎展望台へ。
モクマオウ(外来種)の林が…。
小笠原で特に問題になっている外来種の1種です。

落ち葉が地面を覆ってしまうので、他の植物が芽を出せなくなってしまうのです。
恐るべし。

長崎展望台からの眺め

アカテツ

葉の表面には、赤色の細かい毛がついています。
陽葉と陰葉には大きさや毛の有無などの違いがありわかりやすいので、
「植物の環境と適応」の理解に最適な植物です。

その後車で笠山へ移動
笠山からの眺め

森が赤色をしている部分があるのが見えるでしょうか?
アカテツの色です。
本来の小笠原森は夏に紅葉(?)するのです。(外来種が多い地域は緑色)

シマムロ

小笠原唯一自生している針葉樹林シマムロです。

続いては東平アカガシラカラスバトサンクチュアリ(自然観察散策路)へ
しばらく歩きながらいろいろな植物を説明してもらいました。

アカギ(外来種)

伐採したアカギで作ったベンチですが、そこには既に新しい芽が…。
すさまじい生命力です。

固有種も紹介しきれないくらい沢山見ることができました。
ムニンヒメツバキ

アサヒエビネとムニンノボタン


植物だけでなく、珍しい動物も見ました。
グリーンアノール
(外来種)

木の上では茶色、葉の上では緑色に!カメレオンのように色を変えます。
オガサワラトカゲが絶滅の危機に!

オガサワラアメンボウ

泳ぎ方が普通のアメンボウと違うらしいです。

オカヤドカリ


そして、このツアーのクライマックスの場所へ移動。
クライマックスはヒミツにしておきます。

海岸に戻るとオオハマボウの花が赤くなって落ちていました。


とにかく充実したツアーでした。
カメラのメモリーが足りなくなるくらい、見るべきものが沢山ありました。
(当時はメモリーの容量が少なかった)
今度は一眼レフのカメラを持参して行きたいです。


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●海洋センターでアルビノウミガメと再会

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私が行った当時の記録なので、最新の情報は各自調べて下さい。
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