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元代々木ゼミナール講師 松尾友香のHPです。

旅の記録TRIP

富士山5合目〜9合目


標高別に生息していた植物を紹介します。
(標高はおおよそのものです。)

標高2000メートルくらい
五合目周辺は針葉樹林帯です。

タケカンバ(左)とコメツガ(右)

標高が高くなると風が強くなるので, 木が横に伸びるようになります。

随分と樹高が低くなったカラマツです。(富士山にハイマツは生えていません。)



標高2500メートルくらい
まばらに草本が生えています。
軽石を砕いたような,火山砂礫で土壌が動きやすい為,ほとんどの種子は発芽することができません。そこに登場するのが,根を延ばす事が出来,栄養分が少なくても生育でき,乾燥に強いパイオニア植物です。

ムラサキモメンズル
(マメ科 )
やせた土地に強い。富士山でくらいしか見られないめずらしい植物

イタドリ
放射状に生えます。徐々に広がっていき,真ん中の部分は枯れていきますが,
その枯れた部分が樹木が生えやすい環境になるのです。



標高3300メートルくらい
さらに上に昇っていくと植物の姿はほとんどみられなくなります。
岩の隙間などに,わずかに見られる程度です。

イワツメクサ


フジハタザオ(アブラナ科)



●旅行記
●垂直分布の観察

 旅の記録

生物の学習に関連のある場所を紹介します。
私が行った当時の記録なので、最新の情報は各自調べて下さい。
(リンクが移動しないものは作成中です。)







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