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元代々木ゼミナール講師 松尾友香のHPです。

旅の記録TRIP

富士山5合目〜9合目


一日目
御殿場からタクシーで,須走登山口へ。
真夏なのに、五合目はすでにひんやりした空気で,すでに長袖が必要でした。
ここで昼ごはんを食べて,いざ富士登山スタートです。

初めは植物も沢山あるのだけれど,すぐに植物が減ってきます。
と同時に,少し動いただけでもすぐ息切れが…。どうやら酸素が薄いらしい。
なんだか頭も痛くなってきたので、休み休み少しずつ昇りました。
だんだん風も強くなっていき,だんだん気温も下がっていきます。
もう限界かもって時に,宿泊予定の山小屋に到着。(3400m)

山小屋
現在は、山小屋の環境は改善されたようです。

一枚の布団に3人です。もちろん,寝返りは打てません・・・。
ただでさえ酸素が薄いのに,こんなにヒトの密度が濃いと,
めちゃめちゃ苦しいのは言うまでもありません。頭がガンガンして寝付けませんでした。
携帯用酸素を吸ったらちょっとは楽になった気がしました。

山小屋での食事
非常に簡素なものですが,あの場所で暖かいものを食べれるだけで幸せ♪
山小屋の物価はボッタクリ?って位高いですが,物を運ぶ動力を考えれば仕方ないですね。

夕食のカレー(左)と朝食の牛丼(右)。

2日目
夜。外から,ものすごーい風の音が聞こえます。
山頂でご来光を見るためにはAM2:00くらいに起きて出発しなくてはいけないのですが,
起こしに来た山小屋のヒトは「天候が悪いので,夜間登山はお勧めしません。行きたければ,行ってもいいけど,知らないよ」というようなことを言っていました。
普段より天候が悪かったみたいです。

私達は明るくなってから,スタートしましたが,やはり風が強い!

飛ばされちゃうかと思いました。 曇っていて日の出も全く見えないし・・・。
(写真は一瞬雲が途切れた時のもの)
風が強すぎて,動くのも困難だったので,今回は途中で断念。
あともう少し!ってところで引き返すことにしました。 悔しいけど,安全第一です。

登りよりも下りは楽ちん♪岩場はちょっと怖かったけど,
砂になったら,す〜いすい滑るだけ。名物『砂場走り!』

調子に乗って滑りましたが、翌日はしっかり筋肉痛になりました。
登りの階段は辛いながらにも普通に登れたのですが,下りはもう大変!
やはり、下りの時に使う筋肉の方が酷使されるんですね。

山頂付近はあんなに天候が悪かったのに,下山すると晴天!
そりゃ,あの雲の中にいたんだもんね。

(写真は下から富士山を見上げたものです。)
このままでは悔しいので,また再チャレンジします♪
絶対に今度は頂上までいってやる〜!!!


●植物の垂直分布の観察
●高山植物の観察

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私が行った当時の記録なので、最新の情報は各自調べて下さい。
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